【冒頭の合唱】
村人 めでたいこの時を、皆で祝いましょう。
神様のおかげにて、我らの皆が、皆が愉快に過ごす事を。
儚い喜びを、皆で祝いましょう。
若さが消える前に、誰でも今が、今が春だと悟るように。
男と乙女が夫婦になる時ゃ、楽しく自由な暮らしも終わりよ。
仕事に追われて、酒だけが友に。
そうよ、そうよ、そうよ。
良い時が過ぎ去れば、後にはただ悩みばかり。
心配、溜め息、嫉妬、苛立ち、毎日ケンカしてばかり。そうよ。
めでたいこの時を、皆で祝いましょう。
神様のおかげにて、我らの皆が、皆が愉快に過ごす。
この世の楽しさ知る者だけが、だけが
幸せ者だと誇れるものよ。そうよ。幸せ者よ。そうよ。幸せ者よ。
≫≫≫≫≫ 略 ≫≫≫≫≫
第2場
【二重唱……マジェンカ、イェニーク】
マジェ ┏ 真の愛は、 誰にも止められはしない。
イェニ ┗真の愛は、誰にも止められはしない。 交わした→
マジェ ┏ 交わした約束、繰りかえす誓いに、
イェニ ┗→約束と、繰りかえす誓いに、 いつまでも、
マジェ ┏い つまで も あいを捧げましょう。
イェニ ┗いつまでも変わらぬ真心を捧げよう。交わした→
マジェ ┏ あ いの 誓いに いつまでも
イェニ ┗→約束と、繰りかえす誓いに、いつま で も、
マジェ ┏あ い のま こ と を捧げましょう
イェニ ┗いつまでも 変わらぬ真心を捧げよう。
マジェ ┏ 愛を 誠を捧げましょう。捧げましょう。
イェニ ┗愛の誠を、愛を まことを捧げよう 。
マジェ ┏愛を、愛を、愛を捧げましょう。
イェニ ┗愛を、愛を、愛を捧げよう 。
≫≫≫≫≫ 略 ≫≫≫≫≫
第3場
【三重唱……ケツァル、クルシナ、ルドミラ】
ケツァ わしの申した通り旦那が契約すりゃ、
旦那の願いは全て適うでしょう。
間違いなく、間違いなく、間違いなく丸く収めましょ。丸く収めましょ。
≫≫≫≫≫ 略 ≫≫≫≫≫
ルドミ ┏はや過ぎ ないか し ら。はや過ぎ ないか し ら。
クルシ ┣ 良い はな し だ。 良い はな し だ。
ケツァ ┗一寸した事も漏らしませぬぞ。一寸した事、漏らしませぬぞ。
ルドミ ┏はやい わ。 はやい わ。 あまり に は やいわ!
クルシ ┣まかせ よう。まかせ よう。あなた に まかせよう!
ケツァ ┗儂に任せりゃ、儂に任せりゃ、儂に任せりゃ全て巧くいく。
【Recitativo】
クルシ もちろん、地主のミーハは知ってるさ。
息子が確か二人いたな。腹違いで。
どちらも見たことはないが。
ケツァ その通り。
しかも、随分昔にお約束なさったそうで。
娘さんを嫁にやると!
ルドミ それで、どっちの息子が婿に?
ケツァ どちらって? 今は一人さ。ヴァシェク。
長男の方は家出して、どこかへ消えたと。
≫≫≫≫≫ 以下略